【小沢被告第4回公判(13)完】「不動産公表をずらすことは小沢被告に報告」 隠し録音を裁判長指摘

【小沢被告第4回公判(13)完】

「不動産公表をずらすことは小沢被告に報告」 隠し録音を裁判長指摘

2011.11.1 19:34 (1/3ページ)小沢被告 第4回
 http://sankei.jp.msn.com/images/news/111101/trl11110119340024-n1.jpg
証言台で検察官役の指定弁護士からの尋問に答える石川知裕衆院議員(右)と、無表情のままじっと聞く小沢一郎被告=28日午前、東京地裁(イラスト・井田智康)
 (17:20~17:35)
 《資金管理団体陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(69)の第4回公判は、大善文男裁判長による元秘書の石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴=への尋問が続いた》
 《大善裁判長は、陸山会名義の定期預金を担保とした4億円の融資が、小沢被告名義の口座に振り込まれた経緯についてただしていく》
 裁判長「陸山会名義の定期預金を、小沢さん名義に変更することは検討しなかったのか」
 証人「陸山会の口座に入っていたし、バタバタしていたこともあり、そのままにしていた」
 裁判長「逆に、陸山会名義で借り入れることは考えなかったのか」
 証人「小沢さんの名義で借りた方が確実だと思った」
 裁判長「誰の名義で、というのは相談しなかったのか」
 証人「はい」
 裁判長「会計責任者である大久保(隆規元秘書=1審有罪、控訴)さんには見せなかったのか。大久保さんの署名が必要なはずだが」
 証人「ありませんでした。私が(代わりに)署名しました」
 《質問は、1審で有罪判決を受けた石川議員の検察調書に移る》

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