日本皇民党本部など7カ所を家宅捜索 警視庁公安部
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2011年11月24日木曜日
日本皇民党本部など7カ所を家宅捜索 警視庁公安部
強盗傷害事件:日本皇民党の街宣車に監禁 2容疑者逮捕
知人に重傷を負わせ現金を奪ったとして、警視庁公安部は24日、東京都大田区鵜の木3、自称右翼団体「日本皇民党」構成員、津久井寛幸(42)と狛江市猪方4、会社員、原田剛(44)の両容疑者を監禁と強盗傷害容疑で逮捕した。公安部は同日、高松市の日本皇民党本部など7カ所を家宅捜索するとともに、構成員の40代の会社役員の男についても逮捕状を取り、行方を追っている。
逮捕容疑は、8月15日午後3時ごろ、知人男性(46)を品川区の路上に呼び出して街宣車に監禁。世田谷区の建築資材運搬会社の事務所に連れて行き、木刀やビール瓶で頭などを殴ったうえ約1万円を奪ったとしている。津久井容疑者らは容疑を認めているという。
公安部によると、日本皇民党は72年設立で、現在の構成員は約10人。80年代に故・竹下登元首相に対して「ほめ殺し」といわれる街宣活動を行ったことで知られる。
毎日新聞 2011年11月24日 13時06分