【安愚楽元社長ら逮捕】“広告塔”といわれた民主・海江田代表がピンチに

【安愚楽元社長ら逮捕】

“広告塔”といわれた民主・海江田代表がピンチに

2013.6.19 00:39 (産経)
 参院選を目前に控えた政界に思わぬところから波紋が広がろうとしている。和牛オーナー制度の行き詰まりが発端となり、畜産会社「安愚楽(あぐらら)牧場」元社長らが警視庁に逮捕された事件。経済評論家として和牛オーナー制度を推奨し、同社の「広告塔」とまでいわれたのが民主党海江田万里代表だ。党の支持率低迷が続く中、海江田氏はまたも難題を抱えてしまった。(大谷次郎)
 海江田氏は18日、元社長らの逮捕を受け、国会内で記者団に、「今から20年以上前のことで、議員になってからは何の関係もない」と釈明した。あとは「個人的な弁護士がコメントを出している」と繰り返し、最後は質問を打ち切るように記者団の前から立ち去った。
 
 海江田氏は衆院議員になる前の評論家時代、和牛オーナー制度について、「リスクはゼロ」と雑誌などで紹介。この記事を読んで出資し損害を受けたとして、出資者30人が今年2月、海江田氏に賠償を求める訴えを東京地裁に起こしている。
 海江田氏の弁護士は「粛々と捜査を進め、実態を明らかにしていくべきだ」とした上で、「(民事訴訟は)20年以上前に執筆した記事を問題にするもので、安愚楽牧場に対する捜査とは無関係と考えている」とのコメントを発表した。
 民主党参院選に向け巨大与党への対決姿勢を鮮明にし、衆院予算委員会の集中審議開催を拒否する与党に対し、「安倍(晋三首相)隠しだ」「逃げの首相」などと批判してきた。それだけに海江田氏は隠れることなくテレビカメラの前に立つ意地をみせたが、7万人を超す出資者への説得力不足は否めない。
 
 民主党細野豪志幹事長は18日、党全体に火の粉が降りかかることを警戒したのか、記者団に、「海江田氏が個人として対応しているのでコメントする立場にない」とだけ語った。
 ただ、民主党は国会論戦で野党第一党としての存在感を発揮できず、反転攻勢のきっかけすらつかめない。安倍首相には、憲法改正をめぐり「民主党の中にも賛成する人がいる」と切り崩しを仕掛けられたばかりだ。
 
 与党は事件について、「まだ論評する段階にない」(鴨下一郎自民党国対委員長)と、捜査の行方を慎重に見極める姿勢だが、党代表としての求心力不足もささやかれる海江田氏は泣きっ面に“ウシ”といった心境かもしれない。
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〝泣きっ面にウシ〟なんだそうだ。
 
 
 
私はこの件で、個人的にも海江田を許せない。
なぜなら、危うく被害者のひとりになるところだったからです。
当時の雑誌には彼の執筆で↓のような記事がバンバンでていました。
申込書まで書いて、偶然にもそのまま放置したのは、単に「牧場で1日楽しく遊べます」という部分で、私の地域からは遠いから、この点はつまらないなと感じた点だけでした。
 
 
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        1990年7月の安愚楽牧場の会報の表紙にまで登場
 
 
 

転載元転載元: くにしおもほゆ