日本共産党は、中国の人権問題を批判した。しかし「天皇反対」「党綱領」はそのままであるので油断してはならない。
日本共産党は、中国の人権問題を批判した。しかし「天皇反対」「党綱領」はそのままであるので油断してはならない。
これは、共産党の方針が、何も変わっていないことを示すものである。
そして、具体的には
政権奪取のための「連合政権の樹立」を目指し
「●二段階戦略」もまたそのままだ。
暴力革命も否定していない。
●二段階戦略」とは、わかりやすいようにザックリ、翻訳して言うと、
〇第一段階:選挙に勝利するため、有権者を味方にするため、手段を選ばない。
〇第二段階:政権を獲得したなら、共産社会主義化をさらにすすめる。
徐々に段階的に「私有財産制の撤廃」「私企業の国有化」「天皇廃止・処刑」「共産党独裁」
などを行っていく。
このことは、我が国国体と全く異なり価値観の変化を国民に強制するものである。
このような時代錯誤の倒錯したイデオロギーを受け入れる日本人は一人もいないだろう。
共産党の現在の活動は従前のとおり、反天皇活動、反原発、戦争反対、スパイ防止法反対、憲法改正反対など、国益に反する活動を行っている。
今次中国人権問題に対して、抗議したからと言って、「共産党は反中国だ」と騙されてはならない。
有権者を味方にするための、戦術である。
事実、共産党支持者には、善良で純朴、戦争反対の真剣な活動家も多い。
「戦争反対」と言えば、戦争を呼び込むことを知らない。
実際、戦争史を紐解けば
軍事的空白地帯に紛争が起こり、敵味方相互の軍事力の不均衡が戦争拡大を促してきた事実がある。
共産党の最前線の活動家のなかには、誠心誠意、懸命に戦争反対の活動に専念する人たちがいるけれども、善良で純朴・いい人たちである。
これは、真に大きな過ちと言えよう。
共産党が政権を奪取しある程度、前進したなら、後戻りできないところまで行ってしまう。
我々が気が付き、抵抗したときには「すでに遅し」
抵抗する者には「強制排除」が待っている。
戦争を抑止するためには
「やるならやってみろ、お前たちもそれ相当の被害を覚悟しておけ」と言える
国家体制を構築することである。
恐れてはならない、ペコペコしてはならない。
勇気と覚悟の精神を保持することが、極めて重要だ。