青木愛と小沢一郎「京都の密会映像」

 青木愛小沢一郎「京都の密会映像」
「問題になったのが厚労省から千葉県に交付される地域医療再生基金でした。県は基金自民党が推進する病院計画に投入する予定でしたが、小沢氏はこれを潰せと長妻氏に迫ったのです」(全国紙政治部記者)
幹事長の小沢氏を突き動かした人物こそ、千葉が選挙区だった青木愛議員である。「昨年、小沢幹事長のもと、14人の副幹事長の一人に大抜擢されたのが青木愛氏です。小沢氏は党の政調を廃止し、国民の陳情は幹事長室に一元化する方針を決めました。厚労省関係の担当が、青木氏です。長妻大臣周辺は、『青木の件で小沢さんが怒った』と漏らしていた。彼女が小沢さんに地元の話を繋いだそうです。彼女の主な仕事は陳情を小沢氏に繋ぐこと。小沢氏との親密ぶりは有名で、青木氏絡みの陳情はごり押しが利くと言われていました」(同前)
小沢氏が出馬を決める半月前の8月14日のことだった。この日の夕方、小沢氏は、京都の鴨川に臨む上木屋町に向かった。小沢氏が門をくぐったのは、旅館「吉屋」であった。といっても、吉屋は休業中である。女将に話を聞こう。「四年前、私が70歳の時から休業しているんです。でも、ある人から『ちょっと、おたのもうします』と言われ、今回だけお部屋を貸しました」引退した高嶋氏と佐藤氏のために、小沢氏が主催した慰労会だというが、小沢氏に出馬を促す会でもあったようだ。
実は、この様子は鴨川の反対側からテレビカメラに収められていた。テレビで放映されていない部分がある。九時前に高嶋氏たちが吉屋を後にすると、座敷に一人の女性が現れた。青木愛議員だった。二階の座敷に入った青木氏はベランダに出ると、鴨川を眺めた。彼女の背後で障子が開くと、小沢氏が現れた。障子から漏れる灯りがベランダの暗闇に立つ二人の姿を、くっきりと照らす。息を抜いた柔らかな笑い顔があつた。二人はそろって鴨川の川面に目を落とした。二言三言、言葉を交わし、手をつなぐような素振りの後、そろって部屋の中に消えていった。さらに、簾越しに現れた青木氏は、なぜか浴衣姿に着替えていた。化粧を落としたのか、顔の雰囲気も違う。青木氏のように小沢氏のそばで公私共に過ごせる議員は聞いたことがない。山岡氏や松木議員のように、側近中の側近と言われる人でさえ、小沢氏と直接話すのは困難と言われる。
9月1日、小沢氏出馬の総決起集会で、青木氏は会場の隅で涙をボロボロこぼしていた。一体、二人はどういう関係なのか。調べていくと、青木氏の不思議な姿が浮かび上がった。「03年の衆院選で初当選した時から、メディア取材を嫌うのです。小沢さんから『マスコミには一切喋るな、テレビにも出るな』と指示されたそうです」(元秘書)高校時代の同窓生が回想する。「90年代、酒を一緒に飲みました。今でも覚えているのは、彼女が『政治には全然興味がないけど、二人だけ男として好きなタイプがいる。それは中川昭一小沢一郎』と言ったことです」その後、青木氏は小沢氏が党首の自由党に参加する。03年の衆院選で初当選し、二年後に落選するも、07年に参議院比例代表区から出馬して国政に復帰した。彼女は特別待遇だったと、当時の選挙スタッフが証言する。「参院選の時は、小沢氏側から三人の秘書が派遣され、選挙指導していました。三人も派遣されることは異例です。資金も潤沢で、ポスターも充実していた。他の候補者より小沢氏側からの資金提供が多いと感じました」
政権交代をかけた昨年の衆院選で、公明党の太田代表がいる東京十二区に刺客として彼女を送り込んだ。しかし、当選した後、秘書給与を強制的に寄付させる違法行為が発覚した。O秘書は青木氏と密接な関係だったせいか、『喋ったら、青木さんが終りになる』と心配したのです」(別の元秘書)小沢氏との距離は縮まったのか、青木氏は同僚議員たちと話す時、小沢氏のことを「一郎くん」と呼び、周囲は言葉を失った。「今年、小沢邸で行われた新年会で、青木さんだけは小沢さんの妻のような雰囲気で来客をもてなしていました」(民主党議員)そんな盲目的な青木議員を小沢氏は、副幹事長に抜擢したのである。国民の請願権が、公私混同とも取られかねない二人に委ねられていいのだろうか。
週刊文春、2010/9/16より要約)

青木愛との密会報道に「出馬しなきゃよかった」
先週号で小誌が報じた小沢氏と青木愛氏の京都料亭での密会スキャンダル。さらに「週刊新潮」では小沢氏の政策秘書と青木氏の「不倫お泊りデート」が報じられた。発売日前日の8日、青木氏は小沢グループの会合に出たきり、行方をくらませていていた--。
「あの記事が出て以来、青木さんは選対本部にも顔を出さなくなりました。それまでは毎日のように来ていたんですけどね。有権者の厳しい声が飛んでくるからね。週末に地元に帰るのが憂鬱になりました」(小沢陣営の議員)
小沢支持を訴えるはずだった青木氏の選挙区でも音信不通に。「告示後すぐの9月3日に支援者を集めて『私は小沢さんを支持します』と説明していました。それからしばらくは『小沢さんをよろしくお願いします』と地元を回っていたけれど、後半はバッタリ姿を見なくなった。『密会報道』に関しても何の説明もありません」(東京12区の地元議員)
元事務所関係者はこう言って呆れる。「雲隠れするのはいつものこと。昨年、秘書給与を強制的に寄附させていた件が報じられたときも、都内のホテルを転々と泊まり歩いていました」さぞかし落ち込んでいると思いきや、親しい議員とはこんなやりとりも。「私が『いいパトロンをつかむと違うな』と冷やかすと、『勘弁してよ。また婚期を逃したわよ』と言ってました。ケロッとしてますよ。『考えられない!ひどいと思わない?』と繰り返していた」(民主議員)
一方の小沢氏は、こんなことを語っていたという。「半分冗談のような感じで、『あんな記事が出るなら出馬しなきゃよかった。そそのかされて出馬して悔いているよ』と言っていました」(別の小沢陣営議員)
週刊文春、2010/9/23より要約)

青木愛が偽名の男と「不倫お泊り」デート
焼肉店を出て、連れたってホテルに戻ったのは22時40分。フロントを素通りし、客室用のエレベーターに2人は乗り込む。ホテル内施設は全て営業を終えていた。2人が向かった先は客室以外にあり得ない。青木嬢はチェックインしていないので客室のキーを持ち合わせていない。持っているのは政策秘書氏だけである。客室に消えた2人が姿を現すことは翌朝までなかった。翌朝、客室用エレベータからロビーフロアーに青木嬢1人が姿を現した。彼女はフロントに寄らず、1階の駐車場に降りるため、別のエレベータに乗り換えた。
一方の政策秘書氏は、彼女から遅れること約1時間、チェックアウトを済ませた。彼はこのホテルに偽名で泊まっていた。「ホテルに偽名宿泊した場合、刑法の有印私文書偽造及び同行使、もしくは旅館業違反にあたる可能性があります」(日大名誉教授の板倉宏氏)
翌日の1日、山形市内のホテルに泊まっているが、その際は実名で宿泊している。つまり、政策秘書氏は何故か青木嬢との「逢瀬」の時に限って、偽名を使ったのだ。こうして、小沢事務所の妻子持ちの政策秘書が、東京からわざわざ独身の女性国会議員を呼び寄せ、偽名で取ったホテルに一緒に泊まるという「妖しい」一夜は過ぎていった。
政策秘書氏は、「地元岩手県で採用され、20年来、小沢事務所に勤務。現在は東北や北関東を担当していますが、小沢さんの威光を借りて偉そうな態度を取るので、評判はよろしくない」(小沢事務所関係者 )「青木が千葉を地盤にしていた頃から、その政策秘書は主に選挙時、青木事務所に派遣されていました」と証言するのは、青木嬢の元秘書。
週刊新潮、2010/9/16より要約)

「デート相手」を手中にした「青木"略奪"愛」
よもや、国会議員に不倫の場を提供するために血税が投じられることになろうとは、誰も思うまい。だが、すったもんだの迷走の末、青木愛代議士が恥ずかしげもなく政策秘書に登用したのは、「不倫お泊りデート」の相手だった。政治部記者がこう言う。「9月29日の午後3時半過ぎ、青木さんとその不倫相手と報じられ小沢一郎元幹事長の政策秘書の2人が、議員会館の小沢事務所に揃って入りました。青木さんがその場で、『この人は、私の政治活動にとって重要な人です。私に譲ってください』と小沢さんに訴えたようなんです。さすがの小沢さんも、これには呆れ果てたでしょうね」
挙げ句、この政策秘書は9月いっぱいで小沢事務所を退職し、晴れて青木事務所の政策秘書として働くこととなったのだ。むろん、その給料が税金から支払われるのは言うまでもない。
週刊新潮、2010/10/21より要約) [
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小沢一郎は出身地の岩手に
震災後、一度も行ったことがない。
これが小沢の本性だ。