【武士道】安倍首相 G20で滞在したホテルで、清掃員に「礼」と「誠」で接する。

 
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© AFPBB News 提供 20か国・地域(G20)首脳会議に
出席するため中国東部・杭州市を訪れた安倍晋三首相(2016年9月5…
 
安倍首相の「達筆」ぶり、中国で称賛の声 ホテルに手書き礼状
【AFP=時事】中国のインターネット上で、安倍晋三(Shinzo Abe)首相に対する珍しい称賛の声が相次いでいる──ただその理由は外交政策ではなく、筆の腕前に対してだ。
 中国と日本は現在、領海や戦争史観の問題で対立しており、安倍首相は南シナ海(South China Sea)の島々をめぐる中国の主張を批判し、反発を招いている。
 だが先週、中国東部・杭州(Hangzhou)市で開かれた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)で滞在したホテルで、安倍首相が清掃員に残したとされる手書き礼状の存在が明らかになり、同首相に対する称賛の声が上がっている。
 安倍首相の氏名と肩書き、日付に加え、「感謝」の文字が書かれている礼状は、日本最大とされる中国語ニュースサイトを創設したジャーナリストが先週、中国版ツイッターTwitter)の「新浪微博(Sina Weibo)」に投稿。14日までに700回以上再投稿された。
 新浪微博上には、「字がきれい」といったコメントの他、「この小さな行いは日本の教養を示している」として、安倍首相の細やかな気配りや日本のすばらしさをたたえる投稿などが相次いでいる。
【翻訳編集】AFPBB News
 
 
 本来、武士道は日本人の道徳規範でもあり、生き方であり、親から子へ有形・無形を問わず、すべての日本人に受け継がれてきたこころの持ち方である。
また、現代においてもか細くも脈々と継承されている。
 
「礼」とは他人に対する思いやりを表現することであり
また「誠」とは誠実であることであり、嘘やごまかしは他人への裏切りであり、自分自身への恥である。誠実であることは他人を尊重することでもある。
 
「義」と「勇」は武士道の光り輝く最高の支柱である。
何が正しい行いであるか、筋が通っているかを熟考し、正義を悟り、勇気を奮い立たせることである。正義は生死をも超越するのである。
 
「仁」は民を治める者の必要条件である。
仁徳は礼や誠など武士道の道徳規範と相まって上に立つ者の絶対条件である。
 
「名誉」は、「人に笑われるぞ」「体面を汚すなよ」「恥ずかしくないのか」などという言葉は過ちを犯した少年の振る舞いを正す最後の切り札でもあった。
 
「忠義」とは主君に対する臣従の礼と忠誠の絶対的義務である。 そして忠義には「忠言」という言葉がある。
ただむやみに主君に服従するのではなく、日ごろの主君の長短、行い、意図を理解し主君の誤りを正そうとする発言である。
自分の意見が通れば、認められたことにより、主君への忠誠心がさらに高まることを意味する。
 
 これらのことにより臣民は主君の意図の下、積極的・意欲的に真心のこもった、また勇気ある行動ができるのである。
また臣民は「自分は単なる将棋の駒ではない」ことを悟り、上下左右周囲と協調して共に生きることを学ぶのである。